【血糖値と眠気の関係】強烈な睡魔は血糖値スパイクを疑え!

健康に関係しそうな話

はじめに

私は小さい頃から無性に眠くなってしまう事がよくあります。

小学校の頃から、授業中もまともに起きていたことがありません。

大人になってからは学ぶことの喜びもわかってきて自ら勉強したいと考えるようになりました。

今に思えば、学びの場でなんてもったいない事をしていたんだと思っています。

がしかし、大人になってからも、仕事の場でまともに意識を保てないくらい眠くてしょうがない日があります。

そんなんではダメだと何度も思いましたが、

本心とは全く無関係に何も考えられない状態になって、とにかく眠いのです。

強烈な睡魔で全く持って仕事にならない。

食後が特に眠くなる

昔から食後は眠くなるとか、お腹いっぱいになると眠くなるとかよく言います。

私は年中眠いのですが、それでも特に眠いのは食後一時間くらいです。

なので、仕事中に眠くならないようにと昼ごはんは軽く済ませるようにしていたのですが、

その眠くなる理由は何なのかと科学的に調べてみました。

もしも病気だったりしたらどうしようかと。

自分自身の生活にもかなり有意義なことがわかったので、ここに書き残そうと思います。

血糖値と眠気の関係

どうやら、強烈な眠気の原因は「血糖値」に関係するものだということがわかりました。

人は食べ物を摂取すると血糖値が上昇します。

血中のブドウ糖の濃度が上がるとインスリンというホルモンが分泌され、インスリンが体内の細胞にブドウ糖を取り込むのを助けます。

血糖値はその後降下し、低血糖となるときに眠気や倦怠感を生むということです。

猛烈な眠気に襲われる血糖値スパイクとは

この食後に眠くなる症状が更に強くなったもの、強烈な眠気となるものを「血糖値スパイク」と呼びます。

スパイクとは、「棘」のことを意味し、血糖値の上昇と下降のグラフがあたかも棘のようになっている、という事を意味しているということです。

あまりにも急激な血糖値の上昇により、体内のインスリンが過剰に分泌され、そこから急降下。

強烈な眠気、倦怠感、他にもイライラや情緒不安定など多くの影響があります。

血糖値スパイクがおこす身体への障害

眠気や倦怠感によって、実生活への影響は出てしまう。

なかなか仕事が捗らない、やらなければいけないことに手がつかない。

しかし、どうやらそれだけではないらしいです。

血糖値の急上昇と急降下は、血管に強い負荷をかける原因となり、沢山病気を引き起こすということです。

血糖値スパイクを繰り返すと、動脈硬化、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まります。

さらに、糖尿病、がん、認知症を引き起こす可能性もあるということです。

単純に「お腹いっぱいだから眠くなっちゃった〜」という気楽な話ではないことがわかってきました。

血糖値スパイクを引き起こさないために、原因と対策を考える必要がありそうです。

原因となる習慣

食後に血糖値が急激に上がってしまうことがそもそもの要因ですが、

それを引き起こしてしまう習慣が沢山存在しています。

炭水化物をたくさん食べたとき

炭水化物は体内でブドウ糖に変換されますので、血糖値が上がる一つの要因です。

過剰に摂取すればそれだけ血糖値が上がるでしょう。

食べるのが早い

血糖値の急激な上昇は食べる速さも関係しています。

ゆっくり食べることで、血糖値の上昇が穏やかになります。

そうなると、カレーやラーメン、丼ものなど炭水化物も豊富で必然的に食事が早くなってしまうものはなかなか悩ましいです。

運動不足

運動することで筋肉が活性化すると、ブドウ糖が消費され血糖値が上がるのを防いでくれます。

逆に言えば、運動不足なら痩せている人でも血糖値が上がりやすいということです。

そういう方は、隠れ糖尿病の可能性も出てきます。

お菓子やジュース

糖分を直接体内に取り込むお菓子やジュースは血糖値を上げてしまう原因になるでしょう。

ならば糖質を取らないように生活している人なら問題ないのかと言うと、

糖質を制限していると、炭水化物を摂取したときに過剰に反応しやすいとも言われています。

これらの原因をもとに、対処の仕方を考える必要がありそうです。

対策

血糖値スパイクを引き起こさないための対策を考えたところ、

次のような対策をすれば良さそうです。

・炭水化物を減らす

定食のご飯を少なめにする、ラーメンの麺少なめなどを注文する。

炭水化物を抜くのもありだとおもいます。

健康云々は別として、私自身も試しに炭水化物無しの昼食を試したところ、眠くなりにくいという効果はかなりありました。

・雑穀米、そば、全粒粉のパン、低糖質麺に変更する。

ご飯や麺を低糖質となるものに変更します。

量を減らさずに炭水化物を減らすことができます。

だからといって、食べ過ぎれば同じことになります。

・甘いお菓子やジュースを控える

糖分の無駄な摂取をできるだけ減らすことで血糖値の上昇を減らせます。

・よく噛んでゆっくり食べる

時間をかけてゆっくり食べることで、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

よく、一口に30回は噛んで食べなさいとは言うものの、試してみると結構大変です。

カレーやラーメンなどは、つい流し込んでしまうので血糖値が上がりやすい原因にもなるのでしょう。

・野菜を先に食べる

野菜を先に胃に放り込んでおくことで、炭水化物の分解や糖質の吸収を穏やかにし、急激に血糖値が上がるのを抑えられるということです。

・食後に運動

運動により、体内のブドウ糖を消費します。

・朝食を食べる

朝食をちゃんと取ることで、その日の血糖値の変動を緩やかにする効果があるということです。

・間食はしたほうがいい?

長い空腹状態が続いたときに食事をとると血糖値スパイクを引き起こしやすくなるとも言われています。

間食を取り入れることで、血糖値の変動の並を小さくする事ができるということです。

ただし、甘いもののとりすぎは逆効果ともなりますので、程々が良いでしょう。

これらを守って生活をすることができれば、血糖値スパイクを引き起こしにくくなるのではと言われています。

最後に

今回は、食後の眠気の話から血糖値スパイクとその原因と対策についてまとめさせていただきました。

私自身も、食事などの習慣に気をつけながらこの症状を改善させていければと思います。

でも、たまには思いっきりラーメンとかも食べたいと思います。

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