私は車の運転をとてもします。
過去に車中泊しながら日本一周なんてしたぐらいですから。
あれだけ運転しててもまだ飽きません。車=家と言ってもいいくらいに。
今でも仕事場が遠いこと、それに加えて休日は山などに行くので年に25000キロは走っています。
そうなれば車につけたくなってくるのがあれです。
ドライブレコーダーは必要か
事故にあったときの状況証拠の動画としてドライブレコーダーはとても役に立ちます。
自分が不利にならないためにも取り付けるべきだと思っています。
はたまた、ここ最近問題になっている煽り運転。
この煽り運転という存在も、ドライブレコーダーが復旧し動画が残るようになったので表面化したものです。
撮影してそのシーンを残しておけば、警察などに届け出るときもスムーズに、更に証拠にもなります。
今やドライブレコーダーを自動車に取り付けることは必須とも言えます。
ドライブレコーダーは自分でつけられるか
新車であればオプションで付ける人も多いと思われますが、中古車で買ってついていない人も多いでしょう。
私の車も、中古で買ったものにはついておらず、自分でできないかと考えてみました。
ドラレコを取り付けるためには、車体の大きさや、取り付けるドラレコの仕様にもよりますが、店で取り付けるには工賃だけで9000円〜13000円くらいが多かったです。
ここでは計算しやすくするために、工賃は10000円とします。
お金をなんとしてもケチりたい私は自分で取り付ける選択をしました。
しかし工具が必要だ
ここで考えたいのが、10000円節約だ!といったものの、つけるために必要であろう工具がない。
取り付けのために必要な工具はたったのこれだけだった
内張り剥がし(1000円)
今後も使うシーンがそこそこあったので、これは買ってよかった。
配線ガイド(800円)
後方にカメラの配線が必要で、ジャバラの中を通すときはあった方がいい。
無しで配線を通すのはかなりつらいと思う。
検電テスター(500円)
これはヒューズボックスの空きに配線を通すときに、本当に回路があるか確認するために使う。
もともとわかっていれば買う必要はない。
工具の合計で約2300円ほど。しかし、たったこれだけでOKだった。
この時点で店で取り付けた場合と7700円の差である。
この金額差は「やっぱり店でお願いするか」と思わせる決定打にはならなかった。
取り付けるドライブレコーダー【ZDR016】
工賃はケチりましたが、取り付けるものはちゃんとしたものにしようと考えていました。
事前に安物のドラレコをつけたときのトラブルはたくさん聞いていたから。
安いドラレコで起きたと言われるトラブル
- 取り付けて数ヶ月で壊れた話
- 夏の車内温度が高くなりすぎてエラーを起こした話
- 録画されていると思ったらSDメモリにデータが残ってない話
などなど。せっかく自分でつけて優越感に浸っているそばからトラブルが起きるのは流石にゴメンだ。
ネットの評判、レビューなどを参考にしつつ、こちらのドライブレコーダーにしました。
コムテック「ZDR016」
メーカー希望価格30000円くらい
ネットなら20000円くらい
お店でお願いすると取付工賃込みで40000円くらいします。
このコムテック「ZDR016」にした理由は以下。
フロントとリア両方撮影できるのは当然として、広角なので死角も少ないということ、そして画質も良いということ。無駄な機能は抑えて必要なものはしっかりしているというのが好印象で決めました。
ロングセラーとして、売上上位に常にいることからもその信頼性の高さを表しています。
注意点としては、駐車監視機能はありますが、今回の私の付け方では対応していません。悪しからず。
この商品はシガーソケットに差し込むだけで使用できますが、見た目と利便性を考慮して、ヒューズボックスから直接電気を持ってきて取り付ける方法にしました。
取り付ける自動車の説明
今回ドラレコを取り付ける車はNT31型のエクストレイルです。
今や懐かしい四角いエクストレイル。
最近は近代的な形になってしまいましたが、やはり当時の四角いこの形は良いです。
車種の違う方も是非参考にしてください。
必要なもの一覧
ドラレコ、配線、工具、合わせてこれだけあればいけます。
1.ドラレコ本体【コムテックZDR016】
2.エーモン電源ソケット1542
3.内張りパネル剥がし
4.結束バンドまたはテープ
5.配線ガイド
6.検電テスター
ドラレコ代込で25000円くらいでしたかね?
なんにせよ、ドラレコをネットで安く買えてる&工賃ゼロ円!が大きいです。
かなり簡単だったドラレコの取り付け
いよいよ取り付け開始ですが、
かなり簡単にできたのでそんなに写真を取っていませんでした。
ゆっくりやっても一時間かかりません。
実質30分くらいだったと思います。
作業はこんな感じでした。
検電
取り付ける前に、電力を頂く予定のヒューズボックスの空いている場所が通電しているか確認する。
クリップでグランドをとって、テスターを突き立てて反応を示せばOK。
この操作は省いてもOK。
カメラを取り付ける
配線をする前にカメラをフロントガラスとリアガラスに先に貼ってしまう。
できるだけ斜めにならないように。
運転席に座ってみて運転中カメラが視界に入って邪魔にならないか確認しておくこと良いだろう。
リアからフロントへ配線
ハッチバックを上げて、内張り剥がしでパネルを剥がし、配線していく。
途中ジャバラを通るので、配線ガイドを使用して配線を引き抜く。
このジャバラ通しが一番の難関でした。
車内のパネルの隙間→ドアの上のパッキンを外してその内側→ピラーのパネルを外してその内側→フロントガラスと上のパネルの隙間、とリア側からフロント側へ配線をしていき、フロント側のカメラに配線をつなぐ。
フロントカメラからヒューズボックスへ配線
電源用のケーブルを、フロントガラス上部とパネルの隙間→ピラーの内側→運転席足元のヒューズボックスと配線していく。
電源ソケットをヒューズに変換して差し込む
準備しておいた、エーモンの電源ソケットでヒューズ用のコネクタに変換する。
ソケットは大きいので、パネルの内側の入らないところに仕舞う。
エクストレイルはヒューズボックスのところに仕舞うことができた。
余ったケーブルの処理
かなり長く余るが、結束バンドかテープで長細くまとめて畳んでピラーの内側に仕舞う。
以上で取り付けは完了!
取り付けが終わって
エンジンをかけてみてドラレコのモニターが付けばOK!
初期設定はドラレコの説明書を見ながらやろう。
とりあえず使っていて問題が起きたことはない。
さすがコムテック。
NT31型エクストレイルなら今回のやり方でバッチリ。
しかし、今の車はバックミラーにドラレコ内蔵も珍しくないし、車種が違えば構造も変わってしまう。それでも、読んでいただいた皆さんの参考程度になっていたら幸いです。