一人で居酒屋に来てる人のことをどう思いますか？
かくいう私自身も居酒屋とかに一人で行ったりする人なので、
周りの目が少し気になるところではあります。
今回は私が一人でお酒を飲みに行く理由や店を選ぶポイント的なものを書きたいと思います。
一人でお酒を飲みに行く理由
20代の頃は酒の場というのは友人たちと楽しい思い出を作る場所という感じでしたが、
40代に近づくに連れてそのあり方も変わってきました。
一緒に行く人がいない
まず一緒に飲みに行く人がいなくなったということ。
みんな年齢を重ねるごとに環境も変わってきます。
一番仲の良かった大学時代の友人たちも結婚をし、
家族がいる中で自分だけ飲みに行くというのは難しいみたいです。
当初は、家庭持ちの人からお酒の誘いはしにくいんだろうな〜と要らぬ気を使って私の方から声をかけたりもしていました。
しかし、私の友人たちは愛妻家であったり子供を大切に育てている良い方達ばかりで、家族への不満なんて一切口に出さないような人たちです。
居酒屋に男連中だけで飲みに行くなくても幸せなんだろうなと思います。
まあ、年に1回か2回はお酒を酌み交わすんですがね。
寂しくなったときの気を紛らわすために
こうなると独り身の私はより寂しさを感じてしまうのです。
こんな書き方も自分ではしたくないのですが「酒で寂しさを紛らわしている」といったところでしょうか。
空虚な気持ちになって気持ちをぶつける場所がないと酒に走る。
こうやってアルコール依存症と言うものが生まれていくのか・・・
まあ、私はまだ我慢しようと思えばできる段階です。
週に2回くらいは休肝日とってるし。
ストレスみたいなものはジムに通って汗を書いて発散もしています。
しかし、やはりお酒を飲みたいそんな夜もあるんです。
友達作りや出会いを期待していく
新しく友達を作りたい。
異性と交流がしたい。
そんな気持ちで行く人もいると思います。
私自身も、ゆっくり飲みたいと思っている時もあれば、
「面白い人いないかなー」とか期待して行くこともあります。
相席酒場みたいな、それを目的としている場所もあるようですが、
そういうのは怖くていけないです。
通常の居酒屋とかで出会いみたいなものはあったかと言うと、
何度かはありました。
でも、本当にちょっとした話し程度です。
連絡先を交換して、的なことは一度もないですね。
これは歳をとってきたせいもあるかもしれません。
若い頃なら、お酒を飲んで酔っ払った勢いで周りの人たちと仲良くなる。
ということはできたかもしれません。
しかし、この年齢になるとある程度酔っ払っていても理性がちゃんと効きます。
なんだか勿体ないですね。
あのときの向こう見ずな行動力が今一度ほしいです。
誰かと話をしたい
友だちができなくても、多少はお話をすることができます。
「店員さんと」なんですがｗ
バーカウンタータイプの居酒屋ならば少しコミュニケーションがとれます。
ホールのスタッフとも話はできますが、
ホールを雇ってる店は客も多いので、ゆっくり話ができるようなことはあまりないですね。
実際のバーなら多少は話ができますが、おしゃれなバーはなかなか行けないです。
じゃあ、スナックかキャバクラでも行けばってなりそうですが、
私はあの空間が苦手です。
向こうは接客で気に入ってもらえてナンボだと思うので、
グイグイ話に乗ってくるんですが、どうしても気が引けて落ち着けません。
私にとっては軽いコミュニケーションが取れる居酒屋くらいがベストなのかもしれません。
ゆっくり考え事をしたいとき
「誰かと話をしたいなー」と思う時もあれば、少し物思いにふけたいときや、考え事をしたいときに行くこともあります。
「なんだ、結局誰とも話さないのであれば、お店で飲む必要もないじゃん」と思われそうですが、雰囲気のいい居酒屋で美味い肴を食べながら酒を飲めば、いつもより思慮深くなれているような感じがします。
店の空気感、雰囲気も一人で飲んでいる方が感じ取れているような気がします。
これももしかしたら、ストレス発散の一つの方法になっているのかもしれません。
どんなお店を選ぶべきなのか
自分の目的に合わせた店に行くのだが、それはもちろんその日の気分によって変わってきます。
私が普段、どんな事を基準にしているのかを書きたいと思います。
にぎやかな店か、静かな店か
うるさすぎる店は基本的にNGです。
若い子たちが一気飲みのコールをしているような店は絶対に無理。
一人で飲むにはある程度ゆとりのある環境の方がいいです。
考え事をしたいときは静かな店に。
しかし、遠巻きに酔っ払った人たちを眺めながら飲む酒も乙なものです。
その時の気分によって、にぎやかな店か落ち着いた店か、どの店に入るか決めています。
私が一つ気に入ってる店があります。
そこはコの字型のカウンターで、中央で店主が客とやり取りしている店です。
その店主の客捌きがなんとも痛快なこと。
客とはコミュニケーションを取りつつも、踏み込みすぎず。
大声を出すお客さんには、「迷惑になりますのでお静かにお願いします」と一喝入れられます。
なんとも飲んでいて心地の良いお店です。
カウンターがある店か、ない店か
カウンターがあるかないか。
これは私にとってはとても重要です。
人によっては一人でもテーブル席が良い！という人もいるのでしょうか。
私は絶対にカウンター。
ただ、壁に向かって飲むようなカウンターは嫌です。
わがままですみません。
テーブル席だと、そのお店の収容率を下げてしまっているような感じがして気が引けてしまいます。
そんなことありませんよーって言ってくれそうなものですが、やはり気になるものは気になります。
あと、一人なのに周りが開けていると、その周りの目も少しだけですが気になります。
落ち着いて飲むにはやはりカウンター席が良いです。
立ち飲み居酒屋とかもありますが、
どうしても落ち着けないので、一人で行くことは私自身はあまりないです。
気に入っている酒があるか、肴があるか
お酒に関しては、私はほとんどビールからのハイボールです。
その後は気分によってレモンチューハイとかですね。
日本酒や焼酎、ワインと言ったものはあまり飲みません。
誰かといれば飲んだりもしますが。
もちろん日本酒などの銘柄にこだわりのある人はそういう店を探していただくのが良いと思います。
肴、つまりおつまみについてですが、これはとても重要です。
やはり、あの店の煮込みが今日は食べたい気分なんだ！
とか、あの店の鳥のレバーは味付けも焼き加減も絶品なんだよなー。
と思って店を選んでいることはよくあります。
いろんな店に通ってお気に入りを見つけましょう。
店の環境
キレイでもなんだか入りにくい店、
汚いのに何故か落ち着く店、
そんなお店ありませんか？
僕の行くお店は汚いとまでは言いませんが、少しゴチャゴチャっとした店が多いです。
私の部屋の環境に似ているのでしょうか？
他にも、店の照明の明るさであったり、タバコを吸う人がいるかいないか（私は吸いませんが匂いとかね）などなど、店選びの中で環境というのは重要なファクターだと思います。
自分自身がリラックスできるような店が一番だと思います。
値段設定はいくらか
一人とは言え、お酒を飲んでいるのですからそれなりにお金はかかります。
ご自身がその金額で酒を飲んで満たされるといったような価格設定の店を見つけましょう。
お財布事情などいろいろあると思います。
私は、お酒を2杯か3杯くらい飲んで、おつまみ何品か頼んで、3000円以下にしようかなと思いながら飲み始めます。
しかし、途中でスイッチが入ってしまい、一人なのに飲みすぎて6000円近く行くことも。
皆さん、お気をつけください。
一人飲みで気をつけるべきこと
基本的には一人だけの世界ではあるが、気をつけておきたいことはあります。
私自身の経験談もいくつかあり、今では反省する日々です。
飲みすぎない、酔いつぶれない
ついつい調子に乗って飲みすぎることがあります。
一人で飲んでいると、それ以上飲まない方がいい、と止めてくれる人もいません。
まあ、飲め飲めって勧めてくる人もいないのですが。
一人で酔い潰れて反省したことは数知れず。
とくにお店の人と話が弾んでおかわりを沢山してしまったり。
これは上手いこと乗せられてしまっていますね。
楽しませてもらって、その分売上に貢献できたことは良いのですが、
次の日、二日酔いとともに後悔をしています。
うざ絡みをしない
先程の話の続きにはなりますが、
酔っ払うと少し周りの人ともお話をしたくなります。
いままでそんなに迷惑をかけたことは無いとは思うのですが（無いと思いたいのですが）
コレをやってしまったら店にも行きづらくなりますし気をつけましょう。
居座りすぎない
お店は回転率や集客率を意識しています。
いくらお客だと言っても、肴も食べ終わって、お酒のペースも下げてきたところでウダウダしているのは迷惑をかけてしまいます。
いい気分に酔っ払ったら気持ちよくお金を払いましょう。
私は2時間以上いることは無いですね。
1時間くらいで3杯ほど飲んで帰ることは結構あります。
おわりに
酒飲みの戯言に付き合ってもらいありがとうございました。
お店選びのポイントとして書かせてもらいましたが、結局は楽しく美味しくお酒が飲めれば一番だと思います。
良いお店と出会えることを願っています。
